うっかり日焼け後のケア

日焼け後のスキンケアと化粧水の使い方

美白のきほん③
うっかり日焼け後のケア

ビーチ

「本当はアウトドアが大好きだけど、美白を目指しているから紫外線が気になって我慢してインドア派になった」という人はいませんか。
アウトドア好きさんは紫外線なんて気にしない、という人も多くいますがそれはそれで危険ですし、日焼けしてしまうのを恐れて楽しい海や山のレジャーをすべて断ち切ってしまうのはナンセンス。
小林先生も「日焼けが嫌だからとやりたいスポーツや遊びをがまんしてストレスをためこむほうが肌に悪い場合もある」とおっしゃいます。アウトドアが好きなら我慢をするのではなく、しっかり紫外線対策をしておけばいいのです!
アウトドアでの肌トラブルは、日焼け前後に何のケアもせずに放置しておくことで起こります。紫外線をどうしても浴びてしまうので、肌への侵入を防ぐための日焼け止めをしっかり塗っておくことが大切です。
それでも日焼けをしてしまった後は、肌の外側と内側の両面からていねいにケアしましょう。日焼け後の肌が赤い状態のときと黒くなってからの対策方法は異なります。しっかり自分の肌の状態を見極めて適切なケアをしていきましょう!

「これくらいなら大丈夫、と油断していたらいつのまにか焼けていた」「日焼け対策をして遊んでいたら、陽射しが強すぎて焼けてしまった」そんなうっかり日焼けにこそ必要なのが、状況に合わせた冷静なケアです。

ケアは大きく①肌の外側からのアプローチ(スキンケア)②身体の中からのアプローチ(インナーケア)に分かれます。それぞれのポイントを覚えて、すみやかに、そしてじっくり、肌を整えていきましょう。

化粧水でのスキンケア

大切なのは「なるべく早く冷やすこと」と「たっぷり保湿」

紫外線を浴びて赤く日焼けした肌は、軽い火傷のように炎症をおこした状態。大切なのは、その炎症を早く落ち着かせてあげること、そして肌の回復機能をフルに活かしてあげること。そのためにもキーワードになってくるのが「冷却」と「保湿」です。

まずは冷たいシャワーやアイスパックなどで、しっかり冷却。

肌がヒリヒリしたり赤く火照ったり……そんなときは、肌を早目に冷やしてあげましょう。クールダウンのためにはアイスパック(保冷剤や氷水)を布でくるんだもの、冷たいシャワーなどが有効。日焼け肌が気になるけれどお出かけ中で……というときは冷えたペットボトルを肌に当て続けてあげるだけでも効果がありますよ。

次に「化粧水(保湿ローション)」で、たっぷり保湿!

肌の炎症が落ち着いたら、次は「保湿ケア」の時間。日焼け後の乾燥した肌を美しく元気な状態に戻すためには、うるおいが必須!乾燥させたままでは肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)も遅れてしまいます。信頼できる保湿ローションを手に取り、その手で肌をやさしく包み、たっぷりと保湿しましょう。ただし、ヒリヒリしたり刺激を感じるときは無理につけないほうが正解。様子をみながらアプローチしてください。

肌が黒くなった人は、保湿に紫外線防止と美白ケアをプラス

日を浴びた肌が黒くなるのは、紫外線から肌を守るためのメラニン(黒い色素)が体内で生成されるから。そのメラニンは新陳代謝によって肌の奥から表面へ移動、さらに剥がれ落ちるのが普通ですが、新陳代謝が衰えるとそのまま沈着してシミなどの原因になります。保湿と紫外線防止(日焼け対策)でターンオーバーを促しつつ、さらに美白成分入りの化粧品でメラニンにもアプローチしていきましょう。

スキンケア

紫外線による日焼けは、肌が軽くやけどをしているのと同じ状態。炎症によるほてりを鎮め、乾燥している肌にたっぷりと水分を補いましょう。

赤み、ほてり、炎症がある場合→とにかく冷やして鎮める

肌が赤くひりひりしていたり、熱くほてっているときは、保冷剤や氷水でよく冷やします。赤みやひりひりが取れてきたら、保湿効果の高いローションなどで十分に保湿します。

黒くなってしまった→徹底的に保湿と美白をする

日焼けをして黒くなってしまったら、まずはそれ以上日焼けしないように紫外線を防ぎましょう。そのうえで過剰になっているメラニン色素を美白成分の入ったスキンケア商品でケアします。また、日焼けした肌はとても乾燥しています。保湿効果の高いスキンケア商品でたっぷりと保湿します。

インナーケア

紫外線は、肌の内部で活性酸素を発生させ、細胞を傷つけたり、メラニンの増殖を促したりしてしまいます。スキンケアとのコンビネーションで、体の内側から必要な栄養素を補ってあげることも大切です。

抗酸化食品を摂る

食品

うっかり日焼けをしてしまったら、ビタミンCやビタミンE、ベータカロテンなど抗酸化作用のある栄養素が含まれる食品を摂りましょう。例えば、にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜、緑茶、ゴマ、大豆など。サプリメントの活用も。

肌に必要な栄養素をバランスよく摂る

抗酸化作用がある食品だけでなく、肌細胞の栄養となるタンパク質やアミノ酸、良質な脂質、ビタミン類とともに鉄分などのミネラルも必要です。

♦ニキビ・肌荒れが気になるとき

良質なタンパク質(肌の材料になる)
魚、肉、卵、大豆製品など
ビタミンA(肌を正常に保つ)
緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃなど)、レバー、うなぎなど
ビタミンE(皮膚の血行を促す)
魚、緑黄色野菜、ゴマ、アーモンドなどのナッツ類
ビタミンC(肌のハリを保つコラーゲン生成に必要)
かんきつ類、イチゴ、キウイ、緑黄色野菜

※ニキビ、肌あれには脂肪の摂りすぎをさけ、ビタミンB群(納豆、卵、牛乳、魚介類など)を十分にとる

♦シミ・ソバカスが気になるとき

ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ポリフェノール(活性酸素を除去する)
緑黄色野菜、緑茶、新鮮な果物、ゴマ

資料:栄養の基本がよくわかる辞典(帝京大学名誉教授監修)

日焼け後の症状がひどいときは皮膚科医に相談する

肌の赤みや痛みがいつまでも取れなかったり、日焼け後のケアがうまく行かずガンコなシミになってしまったときは、皮膚科医に相談しましょう。皮膚科では炎症を鎮めるステロイド剤の処方や、できてしまったがんこなシミには、フォトフェイシャルやレーザー治療、ターンオーバーを助けるレチノールやビタミンA誘導体など、医師の処方のもとに濃度の高い美白成分で治療を受けることができます。

シミと紫外線の深い関係を実感。30代、40代になっても肌の透明感は保てるはず

美白に紫外線が大敵であることはわかっていたつもりでしたが、小林先生にお話しをうかがってあらためてその害を実感しました。生まれてから浴びてきた紫外線のダメージが体に蓄積されているなんて…。でも、紫外線量とメラニン量をコントロールする理由とその方法を知っていれば、30代、40代になっても肌の透明感は保てるとわかって、安心しました。

     
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